映画『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』公式サイト

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COMMENT

日記のような映画。何気ない瞬間に、ふと自分の切実さが重なった。だから、この日記はスクリーンに映るかれらだけのものではなく、観ている自分も一緒にこの日記=映画を書いているのだ、という気分になった。いろんな人が書き込める、そんな自由な映画。

三宅唱(映画監督/『Playback』『THE COCKPIT』など)

役者全員と目が合う映画。
あんな風に語りかけられると私も別の人生に参加してるみたいだし、彼らと友達になった気分で凄く面白い。
何度も自分も口を開きそうになりました。

柳英里紗(女優)

パリと言うと、かっこいい男女がかっこいい恋愛をしている姿を思い描いてしまうが、実はごくふつうの若者が凡庸な葛藤を抱えて、まったく冴えない日常を送っていたりする。メニルモンタンという、パリの中でもひときわ庶民的なカルチエで出会ったアルマンとアメリの物語は、過ぎゆく青春時代の一瞬を独創的な手法で切り取り、凡庸さの中のきらめきと次の人生ステージへの確かな手応えを、私たちの心にじんわりと刻み込む。

浅野素女
(ジャーナリスト、エッセイスト/「生きることの先に何かがある パリ・メニルモンタンのきらめきと闇」)

はじまりは、生活も顔つきも心もとない主人公だったけれど。2年の月日が描かれたのち、力を帯びた彼の目に最後はぐっと惹かれていた。メランコリックな時代を越えて、愛に出会い、互いの孤独を享受しながら誰かと生きていこうと思えたとき。ひとりずつの物語はおわり、あらたにふたりの物語がはじまる。詩情に満ちた音楽もすばらしかった。

甲斐みのり(エッセイスト)

観終わったあと、こころに不思議な「解決されなさ」が残る。
現実世界において「解決されなさ」は、其処此処に転がっている。俳優がカメラ目線で語りかける演出は、スクリーンの向こう側が虚構であることを観る者に意識させるが、一方で頻出する「解決されない」感じは、本作に現実味を与えており、わたしたちに虚構と現実の稜線をどこまでも歩かせる(オー=フォール峠のトレッキングさながらに)。こうした「解決されなさ」こそ、最近の口当たりのよい映画に欠けているものであり、また本作を魅力的な作品たらしめている大きなポイントではないだろうか。そして、かつてのヌーヴェル・ヴァーグ諸作にも、それはあった。

青野賢一(BEAMS クリエイティブディレクター)

時間は魔法のようにどんどん過ぎていく。泣いたり笑ったりしてる間に飲み込まれていく。
青春は終わり切らず、救いと絶望はすぐ反転する。でも/だからすべての瞬間は愛しいと言っている映画だと思いました。

押見修造(漫画家/『惡の華』『ぼくは麻理のなか』など)

登場人物のあいだを流れるストーリーも、そしてそれを語る語り口も、素直で等身大で、愛おしい。いくつもの手法の自由なコラージュによって、観客は登場人物たちにそっと触れていることができる。恰好つけてないリアルな情感。

岡田利規(演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰)

かつてのヌーヴェル・ヴァーグの映画にあった精神と遊び心のある、最も新しい才能!

Village Voice

ゴダールにオマージュをささげた、青春映画。 これが、今のパリだ!

New York Times

現代のパリジャンたちの恋と人生をリアルに描いた傑作

ロジャー・エバート

順不同・敬称略
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